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労働関係情報

過重労働解消キャンペーン、対象事業場の65.9%が法令違反(厚生労働省)

 厚生労働省は昨年11月に「過重労働解消キャンペーン」を実施し、労働基準監督署による重点監督などを進めましたが、先日、この実施結果が発表されました。

 今回行われた重点監督は、長時間の過重労働による過労死等に関する労災請求のあった事業場や、若者の「使い捨て」が疑われる事業場など、労働基準関係法令の違反が疑われる事業場に対して集中的に実施されたものになります。

 その結果を見てみると、対象となった 7,635事業場のうち5,029事業場(全体65.9%)において労働基準関係法令違反があり、主な違反内容は以下のとおりとなっています

 ■違法な時間外労働があったもの2,848事業場(37.3%)

 ■賃金不払残業があったもの:536事業場(7.0%)

 ■過重労働による健康障害防止措置が未実施のもの:778事業場(10.2%)