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感染予防への配慮と会社への信頼度の相関関係(日本生産性本部)

 コロナが働く人の意識を大きく変えているということは内閣府の調査などでも明らかになっていますが、コロナによる勤め先への信頼度の変化に注目してみましょう。「勤め先は健康に十分配慮している」という回答をしている層の87.5%が勤め先を「信頼している」もしくは「まずまず信頼している」と回答しています。健康への配慮度合いが低下すると、徐々に信頼度も低下、「そう思わない」層に至っては、「信頼していない」「あまり信頼していない」が81.8%にも及んでいます。コロナに対する会社の対応の度合いが、今後のウィズコロナ・ポストコロナの時代に労使の信頼関係に大きな差異を生み出す可能性が高いと考えるべきでしょう。ちなみにこの調査では、テレワークをはじめとした柔軟勤務の導入が、健康配慮へのメッセージを目に見える形で伝えることができ、効果があると分析しています。

 社員の健康配慮をいかに進めるかは、重要な人事労務管理のテーマになっていくことでしょう。