厚生労働省から「令和５年労働安全衛生調査（実態調査）」の結果が公表されました。過去１年間（2022年11月１日から2023年10月31日）にメンタルヘルス不調により連続１ヵ月以上休業した労働者又は退職した労働者がいた事業所の割合は13.5％（前年調査13.3％）となっています。このうち、連続１ヵ月以上休業した労働者がいた事業所の割合は10.4％（前年調査10.6％）、退職した労働者がいた事業所の割合は6.4％（前年調査5.9％）でした。現状として、メンタルヘルス不調による休業者の割合が前年より減っているものの、企業としては継続的に対策を講じていきましょう。