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初のブラックバイト実態調査 6割でトラブルを経験(厚生労働省)

 厚労省はブラックバイトに関する初めての実態調査を実施し、その結果を公表しました。調査結果を見てみますと、学生1,000人が経験したアルバイト延べ1,961件のうち 58.7%で労働条件通知書等を交付されていないと回答しており、また、19.1%が口頭でも具体的な労働条件の説明を受けた記憶がないとしています。また、学生1,000人が経験したアルバイト延べ1,961件のうち48.2%が労働条件等で何らかのトラブルがあったと回答し、その内容を見てみると以下のようになっています。 

 14.8% 採用時の合意以上の日数、勤務を入れられた

 14.6% 一方的に急な勤務変更を命じられた

 13.6% 準備や片づけの賃金が支払われなかった

 13.4% 採用時に合意した仕事以外の仕事をさせられた 

 このように6割がトラブルを経験をし、勤務シフトに関するものがもっとも多くなっていますが、賃金の不払いなどの労働基準法違反の内容も見受けられます