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労働関係情報

世界初の「過労死白書」 80時間超えの残業、企業の2割(厚生労働省)

 1ヵ月の残業が、「過労死ライン」とされる80時間を超えた正社員は22.7%でした。

過労死ラインを超える残業をしている正社員がいる企業の割合を業種別にみますと、情報通信業で44.4%、学術研究、専門・技術サービス業が40.5%、運輸・郵便業が38.4%と続きました。労働者調査では正社員で自身の疲労の蓄積度について「高い」「非常に高い」とした人は32.8%でした。また正社員の36.9%が高ストレスの割合が高く、業種別では医療・福祉(41.6%)やサービス業(39.8%)と続きました。睡眠時間も45.6%が「足りていない」か「どちらかといえば足りていない」とし、理由(複数回答)は「残業時間が長い」が36.1%と最も多いものでした。長時間労働などの勤務問題を原因・動機の一つとする自殺者は、年間2,159人となっています。