昨年6月に成立した改正育児・介護休業法の一部施行が1ヶ月半後に近づいてきました。複雑化する育児休業制度に、企業の担当者も対応方法に困惑していることと思われます。この施行を控えた先日、厚生労働省が作成している「男女雇用機会均等法 育児・介護休業法のあらまし」（以下、「パンフレット」という）が最新版に更新されました。
　このパンフレットは、男女雇用機会均等法の概要、育児・介護休業法の概要といった制度の概要のほかに、産前・産後休業中、育児休業・介護休業中の経済的支援や妊娠から産前・産後休業、育児休業、復職後の流れも掲載されており、育児休業の制度のみならず、従業員の妊娠から出産を経て育児休業の復帰まで幅広い内容を掲載しています。特に画像にあるような子どもの年齢別に示した制度の一覧は、企業担当者にも、制度を利用する従業員にもわかりやすい内容となっています。
　今後、2022年10月に出生時育児休業が施行されることで、育児休業とともに、その他の育児と仕事の両立を支援する制度の関心も高まると思われます。ぜひ、ダウンロードの上、制度の理解等にお役立てください。