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労働関係情報
令和2年「高年齢者の雇用状況」集計結果を公表します(厚生労働省)
2021.03.01
4月より70歳までの就業機会確保の努力義務がスタートしますが、先日、厚生労働省より令和2年「高年齢者の雇用状況」集計結果(以下、結果という)が公表されました。
集計結果の主なポイントの中で、66歳以上働ける制度のある企業の状況は、報告したすべての企業に占める割合は33.4%(2.6ポイント増)で、66歳以上働ける制度がある企業は全体の3分の1となっています。これは、企業規模別でみると中小企業では34.0%(2.6ポイント増加)、大企業では28.2%(2.9ポイント増加)でした。
次に、70歳以上働ける制度のある企業の状況をみると、報告したすべての企業に占める割合は31.5%(2.6ポイント増加)で、企業規模別でみると、中小企業では32.1%(2.5ポイント増加)、大企業では26.1%(2.8ポイント増加)となっています。
今春は、大企業を中心に65歳定年への引き上げを行う企業の話を多く耳にしています。また長澤運輸事件最高裁以降、60歳以降の賃金制度の見直しを進める動きも強まっています。こうした環境に加えて、70歳までの就業機会確保の努力義務化がスタートしますので、当面、高齢者雇用およびその処遇は企業の人事管理における重要なテーマとなっていくことでしょう。
集計結果の主なポイントの中で、66歳以上働ける制度のある企業の状況は、報告したすべての企業に占める割合は33.4%(2.6ポイント増)で、66歳以上働ける制度がある企業は全体の3分の1となっています。これは、企業規模別でみると中小企業では34.0%(2.6ポイント増加)、大企業では28.2%(2.9ポイント増加)でした。
次に、70歳以上働ける制度のある企業の状況をみると、報告したすべての企業に占める割合は31.5%(2.6ポイント増加)で、企業規模別でみると、中小企業では32.1%(2.5ポイント増加)、大企業では26.1%(2.8ポイント増加)となっています。
今春は、大企業を中心に65歳定年への引き上げを行う企業の話を多く耳にしています。また長澤運輸事件最高裁以降、60歳以降の賃金制度の見直しを進める動きも強まっています。こうした環境に加えて、70歳までの就業機会確保の努力義務化がスタートしますので、当面、高齢者雇用およびその処遇は企業の人事管理における重要なテーマとなっていくことでしょう。