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有効求人倍率1.28倍・完全失業率2.6% 4年ぶりに改善(厚生労働省)

厚生労働省から、2022年12月分及び2022年分の一般職業紹介状況が公表され、有効求人倍率と完全失業率が明らかになりました。
●2022年分(年平均)について
・有効求人倍率→「1.28倍」で、前年に比べて0.15ポイント上昇(4年ぶりに改善)
・完全失業率→「2.6%」で、前年に比べ0.2ポイントの低下(4年ぶりに改善)
有効求人倍率・完全失業率ともに、コロナ禍で悪化が続いていましたが、社会経済活動が本格的に動き出したことを反映して、4年ぶりに改善に向かっています。
しかし、コロナ禍前の水準(令和元年平均の有効求人倍率(1.60倍)・完全失業(2.4%))には及んでおらず、特に有効求人倍率については、回復への道のりは厳しいものと言えそうです。
●2022年12月分について
・有効求人倍率→「1.35倍」で、前月と同水準
・完全失業率→「2.5%」で、前月と同水準
2022年12月については、有効求人倍率・完全失業率ともに横ばいの状況ですが、コロナ禍からの正常化の動きがみられ、全体的には改善傾向にあると分析されています。