お役立ち情報

Useful Information

給与計算関係情報

2022年度の地域別最低賃金引上げ 中央最低賃金審議会の答申(厚生労働省)

 2022年8月2日に開催された中央最低賃金審議会で、2022年度の地域別最低賃金額改定の目安について答申が取りまとめられました。全都道府県を経済実態に応じA、B、C、Dの4ランクに分けて引上げ額の目安を提示しており、A・Bランクは31円、C・Dランクは30円となっています。

 仮に目安どおりに各都道府県で引上げが行われた場合、2022年度の地域別最低賃金額は、全国加重平均額で961円となります(現在は930円)。これを、地域別(都道府県別)にみると、最も高い東京都が1,072円、最も低い県が850円となります。今後は、各地方最低賃金審議会で答申が行われ、各都道府県労働局長が地域別最低賃金額が決定されますので、動向を注視していきましょう。