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国民年金、納付率に地域差 事務所別に目標検討へ

 国民年金の納付率が地域の年金事務所ごとで大きくばらつきがある実態が明らかになりました。保険料納付を免除されている低所得者も「保険料を納めていない」とみなす実質納付率は平成25年度時点で、最高が63.4%、最低が17.2でした。厚生労働省は納付率向上に向け事務所別の数値目標をつくる検討に入りました。

 保険料納付の免除や猶予の対象者も含めた実質的な納付率は全国平均で約40%。納付率が低い10カ所のうち、大阪府が3カ所、沖縄県が6カ所を占めました。このうち4カ所は納付率が2割を下回りました。一方、全国の約9%にあたる27カ所は納付率が5割以上になっていました