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労働保険関係情報
精神疾患の労災認定、28年度は最多の498人(厚生労働省)
2017.07.03
長時間労働などで精神疾患を発症し、平成28年度に労災認定を受けたのは498人(前年度比26人増)で、過去最多を更新しました。498人のうち3割超は月平均で100時間以上の時間外労働をしていたが、20時間未満でも84人が労災認定を受けていました。
年代別にみると、30~50代は前年度と比べて減りましたが、20代が107人と20人増加しました。業種別では製造業91人、医療・福祉80人、卸売・小売業57人と続きました。
一方、脳梗塞や心筋梗塞など「脳・心臓疾患」で労災申請したのは825人(30人増)。労災認定を受けたのは260人(9人増)で、このうち過労死したのは107人(11人増)でした。業種別にみると「道路貨物運送業」が89人で最も多い結果となりました。