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労働関係情報

新卒社員の離職理由のトップは男女共に「労働時間(残業を含む)が長い」に

働き方改革が進展する中で、働く側の意識も急速に変化しています。中でも若年労働者の長時間労働を避ける動きは年々強まっており、それが離職の大きな理由になってきています。先日、東京都の25歳~34歳の男女8,000名を対象にした調査で、正社員として就職した者の離職理由について、男女別で以下のような結果が出ました
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2001年の調査では、男性の1位は「仕事が自分に合わない、つまらない」、女性1は「健康上、家庭の事情・結婚・出産」となっていました。しかし今回の結果では男女とも、「労働時間(残業を含む)が長い」が1位となっています。こうした傾向は他の調査を見ても明らかであることから、若手社員の定着のためには生産性の高い仕事の実現と、その結果としての労働時間の短縮が不可欠であると言うことができるでしょう。労働時間管理はいまやコンプライアンス上の問題に止まらず、安定的な人材の確保という事業運営上の大きな課題となっています。